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アクセルスペース、次世代地球観測衛星「GRUS-3」7機にニコンの望遠鏡を搭載

MAY - 19 - 2026

NEWS, PRESS

~高い性能とコスト効率向上を両立、広範囲の観測を高頻度に実現~

小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)は、次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」7機に、日本を代表する光学機器メーカーである株式会社ニコン(本社:東京都品川区、代表取締役 兼 社長執行役員 CEO:大村泰弘、以下「ニコン」)の望遠鏡を搭載することをお知らせいたします。

GRUS-3の7機は、2026年7月以降に打ち上げ予定です(*1)。
*1 アクセルスペース、次世代地球観測衛星「GRUS-3」を2026年7月以降に打ち上げ

GRUS-3は、光学センサを搭載した小型の地球観測衛星です。当社が地球観測データ提供のために運用する衛星コンステレーション拡張に寄与し、広範囲かつ高頻度な観測を実現します。2.2mの地上分解能(地上の物体を判別する能力)を備え、1機あたり観測幅28.3km、最長観測距離1,356kmの画像を撮影可能です。また、7機によって地球上の同一地点を1日1回の頻度(*2)で観測することができます。
*2 北緯25度以上の地点において可能

地球観測衛星にとって望遠鏡は、観測性能を決める中核機器の一つです。GRUS-3には、ニコンのコア技術である光利用技術、精密技術をもとに、ニコンがこれまで培ってきた宇宙望遠鏡開発技術・ノウハウを活用した特注の望遠鏡(以下「本望遠鏡」)を採用しました。本望遠鏡は、当社のイメージセンサユニットと組み合わせることで、 小型衛星に収まる構造でありながら、高精細な画像を安定した品質で取得することが可能になるとともに、将来の量産を前提としたコスト効率の向上を両立しています。

当社は地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」において、100kg級の小型地球観測衛星「GRUS(グルース)」による衛星コンステレーションを活用しています。ニコンの望遠鏡は、2018年12月に打ち上げた「GRUS-1(グルースワン)」の初号機をはじめ、2021年3月に打ち上げた追加4機にも採用しており、継続的なパートナーシップのもとで当社の地球観測を支えてきました。

・株式会社ニコン 代表取締役 兼 社長執行役員 CEO 大村泰弘氏のコメント
ニコンは設立以来、光の可能性を追い求め、新たな価値を提供し続けています。
1971年にNASA仕様の「ニコンフォトミック FTN」とNIKKORレンズがアポロ15号に搭載されて以降、カメラ、生細胞観察装置、衛星用光学系、金属3Dプリンターなど、幅広い製品が宇宙分野で活用されてきました。今回のGRUS-3をはじめとしたアクセルスペースの小型衛星に、当社の望遠鏡を採用いただいており、大変光栄です。今後も同社とのパートナーシップのもと、衛星による地球観測へ貢献していければと思います。

・株式会社アクセルスペース 代表取締役 中村友哉のコメント
GRUS-3の7機の軌道投入は、当社が2019年に開始したAxelGlobe事業を次の段階へと進化させる重要なマイルストーンです。ニコンが長年培ってきた光利用技術と、当社の小型衛星開発・運用技術を融合させることは、地球観測の性能向上を支えるだけでなく、日本発の宇宙技術の信頼性を世界に示すものと考えています。GRUS-3によって様々な産業に新しいビジネスを創出し、社会課題の解決にパートナーと協力しながら取り組むことによって、宇宙を私たちの暮らしを豊かにするインフラにしていきます。

GRUS-3概要
衛星数: 7機
名称: GRUS-3A/3B/3C/3D/3E/3F/3G
質量: 約150kg
寸法: 横96cm×縦78cm×高さ126cm
地上分解能: 2.2m
撮影幅: 28.3km
最長撮影距離: 1,356km
観測波長帯: パンクロマティック(白黒)、コースタルブルー、青、緑、赤、レッドエッジ、近赤外
運用高度: 585km
運用軌道: 太陽同期軌道

注記:GRUS-3のミッションを搭載する衛星汎用バスシステムの開発は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の下記補助事業によるものです。
「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/ 衛星コンステレーションのワンストップサービス実現に向けた超小型衛星実証事業」(2023-2026年度)※2021-2022年度は経済産業省直執行事業にて実施。

GRUS-3に関する過去の発表は以下よりご覧いただけます。
次世代地球観測衛星「GRUS-3」7機を2026年に打ち上げ

アクセルスペースについて
「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。

株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
https://www.axelspace.com/ja/

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

  • 株式会社アクセルスペースホールディングス 経営管理本部 経営企画グループ PR&IRユニット

    E-mail:pr@axelspace.com

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