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<AxelGlobe導入事例>小面積の農地をGRUSデータで判別

APR - 28 - 2026

INTERVIEW

アクセルスペースは、宇宙から地球の情報を得るため、小型の地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」5機を運用しています。2026年には次世代機の「GRUS-3(グルーススリー)」7機を打ち上げて地球観測体制を強化し、幅広い産業のニーズや用途に対応していく予定です。

衛星による地球観測データは地上の課題解決にどのように役立っているか、顧客企業様へのインタビューから紐解きます。

今回は、衛星データを用いた行政DXに取り組み、人口減少や人手不足などの課題解決に貢献する福井県の株式会社ネスティ様です。システム開発本部宇宙ビジネス統括部統括部長の白數利和様、同本部宇宙ビジネスエンジニアグループシニアマネージャーの山西康介様にお話を伺いました。

システム開発会社として衛星事業に参画

【会社概要】
社名:株式会社ネスティ
本社所在地:福井県福井市羽水2丁目402 番地
代表取締役:進藤 哲次
設立:1983年8月
HP:https://www.nesty-g.co.jp/

- ネスティ様の事業について教えてください。
1983年に創業したシステム開発会社です。総合スポーツクラブ向け会員システムや人材派遣業務システムを主力としています。2015年に福井県と県内企業を中心に発足した「福井県民衛星プロジェクト」に参画したことをきっかけに、宇宙ビジネスに参入しました。アクセルスペースが開発・運用する福井県民衛星「すいせん」(GRUS-1D)などの衛星データを活用したサービスの開発に取り組んでいます。

福井県が進める福井県民衛星プロジェクトは、眼鏡や繊維といった県の地場産業に並ぶ新たな産業創出の一貫で始まったものです。ネスティの進藤会長が当時、アクセルスペースの中村代表取締役のテレビ出演を見て、研究というイメージだった衛星データに商用の可能性を感じたことが、プロジェクト検討の出発点になりました。

オンラインインタビューに対応いただいた株式会社ネスティの白數様(右)と山西様

行政の現地確認業務を効率化

- 衛星データを活用したサービスについて教えてください。
広い範囲を定期的に観測できるという衛星データの特長を生かし、行政職員向けの現地確認作業の効率化を支援するサービスを提供しています。

行政では、長年引き継がれてきた作業方法やプロセスが人口減や高齢化にともなって維持が難しくなっており、業務効率化のためのデジタル化(DX)が検討されています。このような中で、管轄地内の現地確認やパトロールについては、DXと衛星データの組み合わせが有効な手段と考えました。

主なサービスの内容は、①複数の衛星データ解析による農地の管理状況や栽培作物などの判定、②現地確認作業に必要な解析結果や現地確認項目、地図を搭載したタブレット(スマートフォン)アプリの提供、③業務に必要な各種帳票の自動作成と出力などです。現地確認の要否判断に活用され、現地確認数を8割削減する効果が出た事例もあります。2025年度時点で福井県内外の7自治体に実証を含めて利用され、「効率的に現地確認ができ、手放せない」とのうれしい言葉をいただいています。

- アクセルスペースとはどのように連携していますか。
福井県民衛星プロジェクトへの参画がアクセルスペースとの出会いになり、協力関係が始まりました。アクセルスペースの衛星から得られるデータを「材料」として受け取り、それをお客様が課題解決に使えるように「料理」して提供するのがネスティです。材料と料理の方法、そして実際に料理を召し上がるお客様のニーズが一本の線でつながったことで、良きパートナーとして長く関係を深めてこられたと思います。

2025年6月29日、富山県をGRUS-1Dで撮影

GRUSデータによって小面積の農地も判別

- GRUSの衛星データを活用したプロジェクトについて教えてください。

ネスティは、2025年度に実施された富山県の実証実験プロジェクト(*1)において、中山間地域における農地の現地確認業務を効率化する実証実験に取り組みました。現地確認が義務付けられている中山間地域等直接支払制度(*2)における圃場の現地調査業務の負担軽減を目的に、衛星データを活用した新たな手法の有効性を検証しました。

*1 Digi-PoC TOYAMA
*2 傾斜地など農業生産の条件が不利な地域で、5年以上農業を続ける集落等を対象に、国と地方が交付金を支払う制度

実証実験では、協力自治体から提供された農地区画を使い、衛星データ解析によって耕作や保全管理が行われているか、行われていないかを判定し、現地確認の要否を判断しました。

その結果、衛星データ解析の対象になった4635筆の農地のうち、現地確認が必要な農地を424筆まで絞り込むことができました。

農地の区画(青枠)と衛星データ解析により農地の管理状況を判別(サービスのイメージ)

- GRUSの衛星データがこの事業に提供できた価値は。

実証実験では、GRUSのほか無償の衛星データを利用しました。無償衛星データの解像度では小さな農地の判別が難しく、解析できる農地が限られていました。GRUSの衛星データを使うことで、より小さな農地の解析も可能になり、現地確認数の削減に大きく寄与したと考えています。

衛星データは課題解決の手段

- アクセルスペースへの今後の期待を教えてください。

GRUSの衛星データをネスティのサービスで利用できるようにするためのデータ連携、急な撮影など、難しい依頼にもいつも耳を傾け、対応していただいており感謝しています。

アクセルスペースは衛星コンステレーションによる観測体制がすでに確立されており、GRUS-3の打ち上げによってさらに機数が増えます。今後も、お客様のニーズに応える衛星データを安定的かつ継続的に提供いただけることを期待しています。

- アクセルスペースは「Space within Your Reach~宇宙を普通の場所に~」をビジョンとしています。今後どのような協業が可能ですか。

ネスティはシステム開発を通じて、地域や社会、お客様の困りごとを解決してきました。お客様にとっては、課題解決の手段として衛星データを使うかどうかにはあまり関心がありません。一方でサービスを提供する私たち自身は、衛星データは課題解決に有効な手段の一つだと考えています。衛星データが生活の中で当たり前に使われる社会を、一緒に実現していきたいです。

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