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<アクセルスペースメンバーインタビュー vol.3> CSO太田祥宏が語る、宇宙への憧れと業界トップランナーとしての挑戦

OCT - 18 - 2023

INTERVIEW

 2023年はアクセルスペース創業15周年となる節目の年です。そこで、未来に向けアクセルスペースをリードするメンバーのインタビュー記事を、8月から連載しています。第4回はCSO・CEO室長の太田 祥宏です。2008年に東京大学発ベンチャーとして誕生し、まだ大学の研究室のような雰囲気を残していたアクセルスペースに2014年に入社し、衛星活用の道を探り続けてきた太田に、アクセルスペースと宇宙業界のこれまでとこれからについて聞きました。

▶️他のメンバーインタビュー記事はこちら

プロフィール
太田 祥宏/CSO・CEO室長
2012年に東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻修士を修了後、金融機関を経て2014年11月にアクセルスペースに入社。以後、資金調達を始めとした経営管理業務を中心に、AxelLiner事業・AxelGlobe事業など、幅広い事業に従事。2021年4月より株式会社アクセルスペース取締役CSOとして全社的な経営戦略を担当。現在、株式会社アクセルスペースホールディングス 執行役員 CSO CEO室室長。

宇宙との出会い
惑星写真に心躍らせた少年時代と、新産業への関心

宇宙に興味を持ったきっかけとして思い出すのは幼い頃に読んだ図鑑です。ボイジャーの探査機が撮影した木星や海王星の写真を見て、宇宙への憧れを持ちました。高校生になると、ブラックホールやビックバンなどの宇宙論に関する新書を読み、宇宙への興味はさらにかき立てられました。

 宇宙への憧れは尽きず、大学では隕石の分析などの研究分野に進みました。人の生活圏を宇宙に広げるなら、宇宙産業への資金の流入も必要と考え、卒業後は金融機関へ就職しました。
 アクセルスペースに入社したのは20代後半になってからです。年齢的にMBA留学に向けたアクションを起こす頃合いと考えている時期でした。念のため、留学前に転職の選択肢も検討しておこうと話を聞くなかで出会ったのがアクセルスペースでした。もともとMBA取得後に起業して宇宙業界へ挑戦しようと考えていましたが、当時はまだ、具体的な事業プランを持っていたわけではありませんでした。そうした中で、同じ宇宙を目指すなら国内で実務経験を積む方がキャリアとして堅実と考えるようになったのです。
 面接で訪れたオフィスには打ち上げを控えた衛星「HODOYOSHI-1」がありました。このビジネスはどこまで成長していくのか、自分も関わって先を見てみたいという気持ちが湧き、2014年に入社しました。

アクセルスペースでのミッション
道なき道を行き、前例をつくる。小型衛星ビジネスの種まきを担った10年

もともとアクセルスペースは小型衛星の受注生産と運用を手がけていました。しかし、開発に数十億円かかる衛星を保有・運用するニーズはまだまだ少なく、私が入社した当時は新たなビジネスモデルを模索していたところでした。そこで会社として着目したのが、衛星から取得したデータのビジネス活用です。この新たな事業は社内投票を経て「AxelGlobe」と名付けられました。

 また、資金調達を機に組織の形を整えながら、「AxelGlobe」事業の立ち上げそのものにも従事しました。自社でコンステレーション※1 を構築し、衛星から取得した画像データを提供する、日本初となるビジネスの創出は、難しくも面白い挑戦でした。

 「AxelGlobe」事業を形にするなかで、衛星の打ち上げから運用までの衛星プロジェクトの全体像や、必要な許認可などについての理解が深まりました。現在、宇宙産業における新規事業を検討する際、この経験が大いに役立っています。
 弊社では2022年4月、日本初の宇宙ビジネス構想をさらにもう一つ発表しました。小型衛星のワンストップサービス「AxelLiner」は、衛星プロジェクトの複雑なプロセスをパッケージ化することにより、様々な産業のお客様の宇宙活動をより手軽に実現する画期的なサービスです。
 これまで衛星ビジネスを開拓するなかで得た知識を踏まえて、アクセルスペースの成長ストーリーを描くこと、これは今後も変わらない自分のミッションです。

今のチャレンジ
小型衛星ビジネスのパイオニアとして宇宙利用の可能性を切り拓く

 事業が成長し、社員数が増えたことで、自分の役割も変わってきたと感じます。特に、国内外の主要なプレイヤーや政府の各省庁の動向をつかみ、今後の方向性を見定めることは、自分にとって最も重要な役割と認識しています。宇宙ビジネスが活発化するなかで、どのような形で宇宙利用を進めていくのが社会的に望ましいのか、また、そのなかでアクセルスペースがどのような貢献をすべきかを検討しています。新しい産業では、それをお客様にどのように使ってもらうかが発展の鍵となります。衛星活用の間口は広がり、衛星データの質や量は30年前と比較にならないほど向上しました。一方で、ビジネスのあり方が一変するようなパラダイムシフトが起きていないのも実情です。小型衛星のより本格的なビジネス活用を考える上で最も重要なのは、宇宙業界に閉じることなく、多方面のプレイヤーが可能性についてディスカッションすることだと考えます。

思い描く未来・Vision
衛星ビジネスを誰にでも開かれたものに変え、宇宙を身近にする

 弊社では「Space within Your Reach ~宇宙を普通の場所に~」というビジョンを掲げています。宇宙を普通の場所にするとはどういうことでしょうか。例えば、GPSを想像してみてください。GPS衛星を活用して位置情報を測定していることは知っていても、地上で使っている以上、地上のサービスだと認識している方も多いのではないでしょうか。私たちが目指すのは、そのくらい当たり前に宇宙が利用される世界です。
 インターネットが普及したプロセスと同じように今後は、衛星を活用した便利なサービスやアプリケーションが続々と生み出され、一気に世の中に広まっていくでしょう。 
 アクセルスペースではまず、衛星ビジネスにチャレンジする企業を増やすために、データ利用の側面を持つAxelGlobeと、ハードウェア開発の側面を持つAxelLinerの2本を柱に事業を進めています。これらの事業を通じて、より手軽な衛星活用を提供し、多くの企業の宇宙ビジネス参入を支援し、さらに宇宙産業そのものの発展に貢献する。それが今の私たちが思い描くストーリーです。
 業界のトップランナーとして、これからも衛星ビジネスの可能性を切り拓いていきます。

※1 コンステレーション 複数の人工衛星を協調させてひとつのシステムとして動作させること。

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