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WNISAT-1

世界初、民間が所有する商用超小型衛星。

WNISAT-1は、その後継機であるWNISAT-1Rと同様に、北極海域の海氷の観測を目的とした質量10kgの超小型衛星です。青色、緑色、赤色の可視光バンドと近赤外光バンドのカメラ、および温室効果ガスの濃度変化を調べるためのレーザーを搭載しています。

WNISAT-1におけるカメラミッション・レーザーミッションの運用についてはすでに終了し、現在は「航空機の北極航路運行支援サービスに向けた太陽活動の影響による磁場変動観測ミッション」を中心に運用が行われています。これは、衛星搭載の磁気センサにより極域の磁場変動をとらえ、気象等の情報と合わせることで、航空機の効率的で安全な飛行のためのサービス向上に役立てられます。

WNISAT-1は海氷監視のために光学カメラを搭載しています。地上分解能が500mと低いため、地上用として流通しているレンズとイメージセンサで構成し、超低コスト化を図りました。完全民生品のため各種環境試験を実施し、宇宙環境耐性を確認しています。近赤外光用のカメラを別途搭載し、可視波長帯では同じようには白色に見える雲と氷を判別します。

観測波長帯 (440-500nm)
(500-580nm)
(580-700nm)
近赤外 (750-1000nm)
地上分解能 500m
撮影範囲 500 x 500 km2

WNISAT-1には実験目的のレーザーモジュールも搭載されています。このレーザーモジュールからは大気中の二酸化炭素により吸収される波長と吸収されない波長の2種類のレーザーが地上に向けて発射されます。地上でこの2種類のレーザー光を観測し、強度を比較することにより、大気中の二酸化炭素濃度を推定することが可能になります。科学的に精確なデータが取得できるわけではありませんが、一般の方にレーザー受光実験に参加してもらうことによって、衛星への興味と気候変動への関心を深めてもらうことを目的としています。

サイズ 270 × 270 × 270 mm (突起部含まず)
質量 10.1 Kg
通信 アップリンク: UHF 9.6 Kbps
ダウンリンク: UHF 38.4 Kbps
発生電力 12.6 W
姿勢制御 三軸制御(地球指向、精度0.1度)
打ち上げ日時 2013年11月21日 16時10分11秒(日本時間)
ロケット ドニエプル
射場 ロシア連邦ヤースヌイ宇宙基地
軌道 太陽同期軌道、高度600km、降交点地方時10:30
Track record

私たちの実績

WNISAT-1
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