~AIを活用したデータ分析と官民向けサービス展開を推進~
小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)はこのたび、オーストラリアを代表する衛星画像および地理空間ソリューションの提供事業者であるGeoimage Pty Ltd (以下「Geoimage」)と、韓国の衛星データAI分析事業者であるSI Analytics Co., Ltd.(以下「SI Analytics」)との3社間で、オーストラリア市場向けに地球観測データ開発やサービス展開において協力することに関して覚書(MOU)を締結しました。
Geoimageは1988年の創業以来、衛星画像プロバイダーとの強力なパートナーシップと高度な画像処理・分析の技術を特徴に、リモートセンシングの業界をリードしています。
SI Analyticsは2018年に設立された韓国を拠点とする地理空間AI企業で、衛星データ分析、地球観測および防衛インテリジェンスソリューションを専門としています。ディープラーニングと宇宙技術を活用し、大規模な衛星画像を分析する「地理空間基盤モデル」を高度なプラットフォームとして開発し、政府、企業、研究機関に実用的なインサイトを提供しています。
今回の覚書に基づき、地球観測データの取得、AIを活用した衛星データ分析、現地でのサービス提供において各社の強みと技術力を生かし、オーストラリアの産業界および政府系機関での先進的な地理空間ソリューションの導入を加速させていきます。
当社は小型地球観測衛星「GRUS-1(グルースワン)」のコンステレーションにより、広範囲かつ高頻度な光学画像を提供しています。2026年には次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」を7機打ち上げ、撮影頻度や撮影能力を向上させることを予定しております。すでに当社はGeoimageと衛星画像の販売パートナーシップ契約を締結しており、今回の3社間の新たな覚書を機に、オーストラリアのユーザーのニーズにさらに応え、市場の拡大を図ってまいります。
Geoimage Pty Ltd CEOのMark Covington氏のコメント:
アクセルスペースとSI Analyticsは私たちが深く敬意を抱く既存のパートナーであり、3社間のパートナーシップに参加できたことを大変うれしく思います。この連携によって地球観測分野における新たな領域を切り開き、オーストラリアに良い結果をもたらすことを確信しています。
Geoimage: https://www.geoimage.com.au/
SI Analytics CEOのTaegyun Jeon氏のコメント:
アクセルスペースおよびGeoimageとの協業を通して、私たちはオーストラリア全域でAIを活用した地理空間インテリジェンスの利用を加速することを目指しています。衛星データと当社の「地理空間基盤モデル」を統合することで、産業界や政府機関のユーザーにとってより正確でスケーラブルなインサイトを実現できます。3社それぞれの強みを掛け合わせ、この地域の重要な意思決定を支える革新的かつ実用的なインテリジェンスを提供できることを楽しみにしています。
SI Analytics: https://si-analytics.ai/en/
アクセルスペース 取締役 AxelGlobe事業本部長の深澤達彦のコメント:
アクセルスペースの使命は、地球観測をあらゆる人にとってより身近で実用的なものにすることです。GeoimageおよびSI Analyticsと協業することで、GRUSコンステレーションによる高品質な画像データに、最先端の分析技術と現地情報を組み合わせ、オーストラリアの顧客が求める地球観測ソリューションに進化させることが可能になります。3社で共同し、オーストラリアにおける地球観測データ利用基盤のさらなる拡大を目指してまいります。
アクセルスペースについて
「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。
株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
https://www.axelspace.com/ja/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
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株式会社アクセルスペースホールディングス 経営管理本部 経営企画グループ PR&IRユニット
E-mail:pr@axelspace.com