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<社員インタビュー#06>新たな衛星技術開発のプロジェクトマネジャー

JAN - 19 - 2026

INTERVIEW

アクセルスペースは社内表彰制度として、功績のあった社員をたたえるAxelspace Achievement Award(アクセルスペースアチーブメントアワード)と、社員に感謝を伝えるAxelspace Appreciation Award(アクセルスペースアプリシエーションアワード)を実施しています。

この社員インタビューシリーズは、2025年のアチーブメントアワード受賞メンバーを紹介します。今回は、光通信衛星の技術開発・実証プロジェクトを率いるAxelLiner事業本部の鳥谷部さんです。

鳥谷部さん
株式会社アクセルスペース AxelLiner事業本部
プロジェクトグループ プロジェクトマネジメントユニット

エンジニアら50人が関わる大型案件をリード

政府の経済安全保障重要技術育成プログラム(通称、K Program)の1テーマである「光通信等の衛星コンステレーション基盤技術の開発・実証」* において、鳥谷部さんはプロジェクトマネジャーを務めています。アクセルスペースのエンジニアを含む社員50人が関わる大型案件をまとめ、当社が目指すべき目標の設定、スケジュールや予算の管理などを担っています。

*国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募事業で、株式会社アクセルスペースは株式会社Space Compass(NTT株式会社とスカパーJSAT株式会社の合弁会社)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、日本電気株式会社とともに2023年に採択されました。
参考:アクセルスペース、低軌道衛星間光通信ネットワークシステムの技術開発・実証プロジェクトに参画

このプロジェクトは、宇宙空間の衛星間で大容量のデータを迅速にやり取りできるよう、レーザー光を用いた通信網を構築するための技術開発と実証を目的にしています。衛星は通常、地球を周回する間に地上局と通信できる位置にいるタイミングで地上にデータを送りますが、この技術が実現すれば、データを持っている衛星が地上局と離れている場合でも、他の複数の衛星を介してデータをタイムリーに地上に送ることが可能です。

これまで11機の衛星を開発・運用してきたアクセルスペースにとって、光通信衛星の開発は初めての試みです。光通信機器は重量、消費電力、コストがいずれも大きく、小型衛星を用いる衛星コンステレーション間の光通信ネットワークとしては実現できていないと言われています。また、数千㎞離れた衛星同士の通信機が、互いから発せられる信号を受け取れるように、衛星の姿勢を精度高く制御する技術も求められます。

入社半年後からこのプロジェクトをリードしてきた鳥谷部さん。「当社だけでなく業界全体にとってチャレンジングな開発なので、日々、プレッシャーと緊張を感じています」。実証衛星の打ち上げ準備に向けて、メンバーとともに粘り強く目標に向かって前進しています。

プロジェクトマネジャーの役割について話す鳥谷部さん

ソフトウェア開発全工程の経験が土台

鳥谷部さんはアクセルスペースに入社以前、プリンターや自動車のメーカー2社に計15年以上勤め、組み込みソフトウェア開発に携わりました。開発の機能要件定義や上流設計、機能評価などの工程を手がけただけでなく、例えば車載ディスプレイオーディオに大手プラットフォーマーのOSを搭載するプロジェクトのリーダーを任されるなど、複数の技術領域にまたがる開発も推進しました。このような経験を背景に、当社でも、見極めた課題に応じて社内外を巻き込んでいくという調整力を発揮しています。

「私は専門性のあるエンジニアではありません。技術的な専門家であるメンバーにどのように依頼すれば、動いてもらえるか。それを常に考えてコミュニケーションをしています」と話します。意識するのはメンバーが迷わず動ける環境づくりです。

会議にメンバーを集めるときには、何を議論するための会議なのかという目的を明確にできるように事前準備を徹底しています。またリモートワークのメンバーも多いため、社内チャット内でプロジェクトに関わるやり取りを注意深く見て、困りごとやトラブルの兆しがあれば早めに直接声をかけます。

「難しくて大きなことを1人で達成することはできません。メンバーそれぞれが力を出し合い、チーム全体で成果を出していけるように導くことが私の役割です。これからも、与えられた責任をしっかり果たしていきたいと思います」。リーダーの強い責任感が、新たな技術の実現を支えています。

アクセルスペースの社内表彰制度は当社の行動指針「Axelspace Way」に基づいています。
詳しくはこちらをご覧ください: https://www.axelspacehd.com/ja/vision/

▶これまでのインタビューはこちら[第5回]

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