小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)は本日、当社が開発した小型衛星「GRUS-3α(グルーススリーアルファ)」の打ち上げおよび、軌道投入された衛星からの電波受信に成功したことをお知らせいたします。
GRUS-3αは2025年6月24日(火)午前6時25分(日本時間)、米国カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地からSpaceXのロケット「Falcon(ファルコン) 9」によって打ち上げられ、予定していた軌道への投入に成功しました(ミッション:Transporter-14、打ち上げインテグレーター: Exolaunch)。同日午前10時53分(日本時間)、軌道上の衛星から地上への最初の電波(ファーストボイス)を当社で受信しました。


衛星の状態は正常で、今後、衛星のバスシステムやミッション機器の性能の検証や評価を実施する予定です。これらの結果は、2026年打ち上げ予定の次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」の開発に反映していきます。
GRUS-3α打ち上げに関する過去の発表は以下よりご覧いただけます。
小型衛星「GRUS-3α」打ち上げ日決定のお知らせ
小型衛星「GRUS-3α」打ち上げ日の変更
GRUS-3及びGRUS-3αのミッションを搭載する汎用バスシステムの開発および検証は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の下記助成事業によるものです。
「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/ 衛星コンステレーションのワンストップサービス実現に向けた超小型衛星実証事業」(2023-2026年度)
※2021-2022年度は経済産業省直執行事業にて実施
アクセルスペースについて
「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。
株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
https://www.axelspace.com/ja/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
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株式会社アクセルスペースホールディングス コミュニケーション推進本部PRユニット
E-mail:pr@axelspace.com