小型衛星を開発・運用し、誰もが宇宙を利用できる社会を目指して事業を展開する株式会社アクセルスペース(本社:東京都中央区、代表取締役:中村友哉、以下「当社」)は本日、当社が開発した小型衛星「GRUS-3α(グルーススリーアルファ)」の打ち上げ日について、2025年6月23日(月)午前6時18分(日本時間)に決定したことをお知らせいたします。

GRUS-3αの打ち上げ概要
日時: 2025年6月23日(月)午前6時18分(日本時間)
射場: ヴァンデンバーグ宇宙軍基地(米国カリフォルニア州)
打ち上げ事業者: SpaceX
ロケット: Falcon 9
ミッション: Transporter-14
打ち上げインテグレーター: Exolaunch
投入軌道: 太陽同期軌道
当社は昨年よりGRUS-3αの開発を進め、完成した機体(フライトモデル)を今年5月に射場に搬送しました。

GRUS-3αは、2026年打ち上げ予定の次世代地球観測衛星「GRUS-3(グルーススリー)」に使用する望遠鏡や検出器を含む光学システムの性能を検証することを主な目的にした小型衛星です。また、当社が開発を進めている100kg級小型衛星の汎用バスシステム(※)の軌道上での技術検証にも用いられます。
※汎用バスシステム:人工衛星の基本機能に必要なコンピュータ、通信、電源、姿勢制御などの機器と構造を標準化し、異なるミッションに共通して使用するシステム
GRUS-3及びGRUS-3αのミッションを搭載する汎用バスシステムの開発および検証は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の下記助成事業によるものです。
「宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(超小型衛星の汎用バスの開発・実証支援)/ 衛星コンステレーションのワンストップサービス実現に向けた超小型衛星実証事業」(2023-2026年度)
※2021-2022年度は経済産業省直執行事業にて実施
アクセルスペースについて
「Space within Your Reach〜宇宙を普通の場所に〜」をビジョンに掲げ、2008年の創業から世界に先駆けて小型衛星の開発に取り組んできました。小型衛星の設計、製造、軌道上運用における独自技術を基盤に、顧客の宇宙ミッション実現のための衛星開発・運用事業「AxelLiner(アクセルライナー)」、自社の光学衛星コンステレーションによる地球観測データ提供事業「AxelGlobe(アクセルグローブ)」を展開し、多様な産業のニーズに応えるソリューションを提供しています。これらの事業活動を通して、誰もが宇宙を利用できる社会の実現を目指しています。
株式会社アクセルスペース
所在地:東京都中央区日本橋本町3丁目3番3号 Clipニホンバシビル
代表取締役:中村 友哉(なかむら ゆうや)
設立:2008年8月
https://www.axelspace.com/ja/
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
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株式会社アクセルスペースホールディングス コミュニケーション推進本部 PRユニット
E-mail:pr@axelspace.com